長野県の南部、中央アルプスと南アルプスに挟まれた伊那谷にある松川町。果樹栽培100年の歴史をもつこのまちの森で、親子でツリーハウスを1からつくるプロジェクトが始まりました。これは、松川町とSAGOJOが2026年6月に立ち上げた『南信州まつかわ・おもしろがりのくに』の取り組みのひとつ。まちの “デジタル住民” になれる仕組みで、「おやこ住民」になった家族(親子参加)が年に数回松川町に通いながら、ひとつの “ひみつ基地(ツリーハウス)” をつくりあげていきます。▷「おやこ住民」の詳細はこちら9月21日〜22日に開催された第1回には、4組10名の親子が参加しました。その2日間の様子をお届けします!松川町ってどんなところ?松川町は「果樹栽培100年の里」とも呼ばれるフルーツの町。りんご・なし・ぶどう・柿などの果樹園が広がり、天竜川流域の里山や片桐松川の清流など、豊かな自然に囲まれています。今回の舞台となる『いちばの森』は、築170年の古民家のすぐ横にひろがる、杉と竹の森です。ここで木を切り、運び、組み上げていきます。森には小川もあって、作業の合間は子どもたちの遊び場になります。【1日目】想いをカタチに! 20分の1スケールの模型づくり初日は、はじめましての自己紹介からスタート。全国から集まった4組の親子が、初めて顔を合わせました。まずは実際にツリーハウスを建てる『いちばの森』をみんなで散策。「ここに作るんだね!」と、完成した姿を思い浮かべながら森を歩きました。その後、旧松川東小学校へ移動します。模型づくりの前に、ひみつ基地でどんな遊び方をしたら楽しいか、ヒントを探しに校内を探検! 体育館や校庭には、ボルダリングの壁やロープなど、さまざまな遊具がありました。いよいよ、20分の1スケールの模型づくりに挑戦です。基本ルールは「木のデッキをつくり、その上に小屋をつくる」ということだけ。遊具で思いきり遊んだばかりの子どもたちからは、自由な発想が次々と飛び出します!「ブランコやハンモックが欲しい!」「ターザンロープで降りたい!」「普通の階段だけじゃなくて、ボルダリングで登る壁もつくろう!」こうしたアイデアをもとに、木材や発泡スチロールを使ってツリーハウスのパーツを作っていきます。「どうやって登る?」「どんな遊具があったらおもしろい?」と、親子で相談しながらの作業です。「最後まで集中できるかな?」という大人たちの心配をよそに、小学校低学年の子どもたちも驚くほどの集中力を発揮! それぞれがつくったパーツを合体させると、夢のような模型が完成しました。模型を前に「うわー! こんなのつくりたい!」「本当にできるかな?」と大きな歓声が上がります。作業を通して大人も子どもも一気に打ち解け、チームとしての一体感が生まれました。【2日目】皮剥き作業と高さ決定! 森のエネルギーを体感2日目は再び『いちばの森』へ。この日は、ツリーハウスの柱となる木の皮剥き作業に挑戦しました。伐採した木を柱として使うために、乾燥させる前に皮を剥いておくのです。はじめは道具を使ってみたものの、なかなかうまくいきません。そこで、皮に切れ目を入れたところから、みんなで一斉に引っ張ってみることに。すると、ペリペリペリッ!と一気に皮が剥けました!中から現れたのは、ツルッとした温かみのある肌色の木。同じ作業に夢中になって達成感を味わったことで、「みんなもう同じチームだね!」という絆が自然と深まっていきました。続いて行われたのが、ツリーハウスの「高さ決定」です。大人の想定だけで決めずに足場を組み立て、実際に子どもたちに立ってもらいました。「下のブランコで遊ぶにはこれくらい高さが必要!」「でも高すぎると怖いかな?」など、子どもたち自身で話し合い、最終的に高さ2.5メートルに決定しました!作業の合間には、森の中を流れる川に入って探検したり、昆虫を探したりと、子どもたちは大自然を満喫しました。大人たちも負けていません。ツリーハウスをつくりたかったのは子どもだけではなく、参加者のお父さんのひとりは「ツリーハウスづくりは子どもの頃からの夢だった」と話します。皮剥きやアイデア出しにも、大人たちが無邪気に没頭していました。お土産にもらった木の鍋敷きを手に、みんなで笑顔の記念撮影も。イベント終了後も誰も帰ろうとせず、自然と始まったのが焚き火タイム。参加者のお父さんが淹れてくれた温かいコーヒーを手に全員で火を囲み、第1回のツリーハウスづくりは幕を閉じました。この2日間で出たたくさんのアイデアは、これからのツリーハウスづくりに組み込まれていきます。参加者の声参加したご家族から届いた、リアルで温かい感想をご紹介します!「幸せだったなー」と振り返っていました(愛知県 / 7歳)とても楽しい2日間でした! 息子も昨日の夜、「幸せだったなー」と振り返っておりました。スタッフの皆さんも参加者の皆さんも素敵な方ばかりで、ご縁をいただけて感謝しております。家に帰ってからも工作の作品にツリーハウスの絵を描くくらい、いい思い出になったようです!娘は帰宅後、早速家づくりをスタート!(東京都 / 8歳)子どもだけでなく、私自身初めてのことがいっぱいで、たくさんの学びがありました。翌日の朝は心地よい筋肉痛です(笑) 娘は家に帰ってから早速、紙とペンで家を作っていました。11月も楽しみにしています!みんなの夢がひとつになる(東京都 / 10歳)みんなの夢がひとつになればと、帰りの道中もワクワクが止まりませんでした。遊び・音楽・アートなど、さまざまな人が関わる素敵な拠点になったらいいですね! ご飯も美味しく、松川町は本当に素敵なところです。冒険は始まったばかり! あなたも仲間になりませんか?たった2日間で、はじめましてだった家族同士がひとつの「チーム」になったツリーハウスづくり。これから1年以上をかけて、みんなでひとつのツリーハウスをつくり上げていきます。初めての工具作業でも、松川町の人々のサポートがあるので安心です。次回(11月)はいよいよ、決定した高さ2.5メートルの位置に床(土台)を張る本格作業へと突入します!「大自然の中での活動を子どもに体験してほしい」「親子でひとつの目標に向かってものづくりを楽しみたい」「松川町に温かい仲間や居場所をつくりたい」そんな想いをお持ちの皆さん、ぜひ私たちと一緒に夢のひみつ基地をつくりませんか?参加方法このひみつ基地づくりには、『南信州まつかわ・おもしろがりのくに』の「おやこ住民」になることで参加できます。▷『南信州まつかわ・おもしろがりのくに』公式HP▷「おやこ住民」の詳細・お申し込みはこちら料金:50,000円/年(税込)特典:ひみつ基地づくりへの参加、松川町の産品(果物など)を年1回お届け、限定コミュニティへの参加 など参加時期:いつでも参加可能今後の予定2026年11月22日(日)〜23日(月・祝):デッキづくり2027年4月3日(土)〜4日(日):階段・ロープづくり2027年5月8日(土)〜9日(日):建物の組み立て2027年夏休み(日付未定):壁づくり2027年11月ごろ(日付未定):仕上げ※予定は変更となる可能性があります。開催場所:長野県 松川町『いちばの森』参加対象:「おやこ住民」の権利をご購入のご家族▷『南信州まつかわ おもしろがりのくに』の詳細・お申し込みはこちら